分譲

【若手営業必見】来場アンケートを攻略せよ②「興味度・地縁」5つのポイント

今回は、営業アンケートから読み取れる、来場物件への興味度や地縁について解説します!

この点と、次回解説する「資金力・予算」のハマりぐあいが、契約の可能性を左右するといっても過言ではありません。営業マンにとっては接客前に必ずチェックする項目ですし

来場顧客にとっても、是非丁寧にアンケートに記載いただきたいポイントでもあります!

(もし営業マンにしっかりと営業をかけられたければ、アンケートにしっかり答えるのもよし。逆に、ゴリゴリ営業されるのが苦手な方は、少々雑目に記載すると、積極的に営業されなくなるかも?!)

「お客様来場アンケート」とは?

お客様アンケートの概要については、前回の記事の冒頭をご参照ください。

また、最初にチェックすべき個人情報についても、当該記事で説明しています。未読の方はまずはそちらをご覧下さい。

来場アンケートを攻略せよ①「個人情報」3つのポイント

興味度・地縁とは?

顧客は、星の数ほどある(?)分譲マンションのうち、その物件を自ら選んで来場したのですから、物件に対してなんらかの興味をもっていることは確かです。

そこで、物件と顧客のつながり・縁はなにか? を把握するために、いくつかの質問を来場アンケートに仕込んでおくのです。

また、物件と顧客の共通項を見つけ出すことで、営業マンは他物件への差別化を図り、「顧客にとっての唯一無二の物件」であることをアピールするのです。

よく「不動産購入はご縁ものです!」と言われる(詰められる?笑)こともありますが、その決め台詞を発動するために、営業マンは一つでも多くの縁を見つけていくのです。

①勤務地

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物件から勤務先へのアクセスは、物件購入にとって大事なポイントです。

特に、最近は共働き世帯が多いため、夫婦それぞれの勤務地をチェックします。

②実家

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どちらかの実家にアクセスしやすいとなにかと便利ですよね。

特に、ファミリーの場合、奥様の実家に近ければ近いほど、営業マンは来場アンケートを見たときに、ガッツポーズの大きさが変わってくることでしょう。

③物件へ興味を持った理由

物件へ興味を持った理由を、ダイレクトに聞いてくる質問項目もあったりします。

そのチェック項目から、顧客が何を住まいに求めているのか? 何を重要視して探しているのか? を読み取ります。

そして、モデルルーム前に行われる物件説明(業界ではいわゆる”前説”とよばれることが多いです)で、その項目をより厚めに、丁寧に説明するんですよね。

④物件を探している理由(特に現住居に対する不満点)

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チェック項目としては、

  • 現住居が狭い
  • 現住居が古い
  • 家賃が高い
  • 家族構成の変化
  • セカンドハウス
  • 税制上の理由

などがよく見受けられます。

チェックされた選択肢から、顧客が今、なにに不満を持っているのかが分かります

営業をする際は、そこをつついていくのです。

(例えば「現住居が古い」にチェックをつけていれば、最新設備についてより丁寧に訴求する等)

⑤物件の検討状況

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チェック項目としては、

  • 是非購入したい
  • 前向きに検討したい
  • どちらともいえない
  • 将来参考のため

などなど。

「是非購入したい」にチェックがついている顧客は、”MTK”と揶揄されます。(目をつぶっても買う顧客、の略)

逆に「将来参考」にチェックがついていると、営業マンのやる気が大きくそがれることも……。

無難な選択肢は、「前向きに検討したい」ですね。もし選択肢に迷った際には、こちらにチェックするとよいと思います。

おわりに

今回解説したポイントについて、みなさんはどのくらい意識していましたか?

前回と今回で、「個人情報」と「興味・地縁」について解説しました。

次回はいよいよ本丸である「資金力・予算」について解説します。

ABOUT ME
不動産女子
アラサーの不動産女子です! 新卒で大手不動産会社に就職し、マンション販売や賃貸の営業や企画をしてきました。(営業が好きすぎて、社内表彰多数。)
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