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5大不動産デベロッパーの違いを不動産女子がフランクに解説!

就職活動をきっかけに、「デベロッパー」(通称:デベ)という職業を知ってから、デベを目指す学生さんも多いと思います。

デベって入社するの難しいの? 各社どう違うの? そんな疑問の解消のため、今回の記事は題名の通り、大手5大不動産デベロッパーのそれぞれの特色・違いについて、(5大デベのどこかに総合職として勤めている)不動産女子が解説したいと思います!

※ なお、売上高や営業利益等の情報は、特記無き限り『会社四季報』(R03.12.15時点)を出典としています。

不動産デベロッパーとは

不動産デベロッパー(ふどうさんデベロッパー、Real Estate Developer)とは、不動産開発業者のことで、大規模な宅地造成やリゾート開発、再開発事業、オフィスビルの建設やマンション分譲、物流不動産の開発といった事業の主体となる団体・企業のことである。(Wikipedia.orgより)

つまり、不動産全般について総合的に関わり、事業の中心として推し進めていくのが不動産デベロッパーなのです。

新しい街の再開発や、商業施設開発、大規模マンション開発、といった華やかな仕事内容にひかれ、不動産業界の中で総合デベロッパーデベロッパーを目指す就活生も多いかと思います。

また、長時間労働の割に薄給、というイメージも多い不動産業界の中で、総合デベロッパーだけは別格にお給料が良いことも、不動産デベロッパーが人気の理由のひとつでしょう。

(本日取り上げる5大デベであれば、30代前半で年収1,000万円以上はほぼ確実にもらえます。)

また、商社や金融とは違い、不動産デベロッパー(大手デベ)であれば、地方転勤が少ない点も魅力的です。

5大不動産デベロッパーとは

一般的に、5大デベは下記の5社といわれております。

  1. 三井不動産
  2. 三菱地所
  3. 住友不動産
  4. 東急不動産
  5. 野村不動産

(ちなみに、売り上げ(営業収益)順に並べました)

では、各社の違いについて、筆者が就活中に集めた情報や、実際にデベで働く中での印象を以降より語りたいと思います!

※就活時の情報については、あくまでも数年前の情報であること、また各社の印象やイメージについては、独断と偏見が多く含まれていることをご了承ください(^_^;)

1.三井不動産

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三井といえば、ららぽーとやコレド室町といった華やかな商業施設を連想させる方も多いのではないでしょうか。

不動産業界の中でも、一番ネームバリューが高いデベといっても過言ではないと思います。

常に業界のフロントに立っているため、社風としては若手からどんどんチャレンジをさせてもらえる印象です。

ただ、その反面、少々調子にのっている一部社員もいたり、いなかったり……。

三井の主陣地である、日本橋では他社を寄りつけないほど高圧的な態度をとる社員もいます。

就職難易度は、デベの中でも最難関だと思います。

(今はあるか分かりませんが)筆者の就活時代には、通常の採用ルートとは別に、大学ごとの別ルートの採用枠があり、ある程度の学歴フィルターは存在するなと感じました。

2.三菱地所

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三井と肩を並べるのが三菱地所ですね。

地所は、いわずもがな東京駅界隈を手中にしているため、どんなときでも安定感があります。

部署によるとは思いますが、労務時間もほどほどに、それ以上の対価(お給料)をもらえます。

地所の社風をあらわすのに、「三菱地所に失敗という言葉はない」と言われたりします。

これは様々な意味が込められており、(ドクターXの大門未知子的な使い方で)「私、失敗しないので!」という強気な姿勢もありますし、実は「石橋を叩いて叩いて叩きまくったのに、結局渡らない」という超保守的な社風もあるといわれております。

また、失敗しても、それを失敗と断固として認めない前向き(?)な雰囲気もあるとのこと。

就活時代は、クレバーな社員が多いイメージがありますが、実際に業界の中で関わってみると、結構パッション系のあつい社員も多いですよ。

3.住友不動産

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住友の社風はいまいちつかめないです……。

一匹狼スタイルで働いている社員が多いんですよね。

情報がなくて恐縮ですが、ベールに包まれている会社ということで……。(次回以降、各社紹介しますので、それまでに調べておきます^^;)

4.東急不動産

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渋谷の再開発で近年より注目を集める東急不動産。

2019年に本社ビルを渋谷に移転しており、新しいビルで働ける環境はとても素敵だと思います。

どこで働くか、ということは仕事をする上での満足度に直結しますからね!

元は鉄道会社ということもあり、社風は5大デベの中では堅実で真面目な印象をうけます。

また、ちまたでは「転職者の駆け込み寺」ともいわれており、他デベからの乗り換え(転職)も多く受け入れております。

それだけ、他社からも魅力的に見える企業ということでもあると思います。

5.野村不動産

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野村證券のイメージを持たれてる方も多いですが、実はほぼ関係ありません。

ですが、社風はさすが野村グループ、特に住宅系の部署は今でも、”つめる文化”は健在とのこと。

生半可な気持ちで入社すると、後々つらくなってしまいますので、「打たれ強い!」ないしは「圧力を華麗にスルーできる」自信がある人に是非おすすめです。

その分、お給料は相当もらえます。

また、意外かもしれませんが女性にとってはとても働きやすい環境かと思います。例えば、デベでは珍しい「首都圏採用」があること。

入社してしまえば、誰が首都圏採用なのか区別されませんので、「男性社員と同じレベルで働きたいけど、転勤は絶対にヤダ!」という女子にはぴったりです。

さらに、出産後は平日勤務と土日勤務を選べますので、住宅販売系の部署になったとしても安心です。

まとめ

5大不動産会社にはそれぞれ強い個性があります。

今回は各不動産会社を簡単にご紹介しましたが、次回から、1社ずつ取り上げていきますので、お楽しみに!

ABOUT ME
不動産女子
アラサーの不動産女子です! 新卒で大手不動産会社に就職し、マンション販売や賃貸の営業や企画をしてきました。(営業が好きすぎて、社内表彰多数。)
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